駒沢よしや矯正歯科 駒沢大学駅の矯正歯科専門医院

お知らせ

【子どもの矯正治療、本当に今すべき?】

〜歯のガタガタより大切なこと〜

駒沢よしや矯正歯科には、毎日のように
「子どもの矯正治療、いつ始めたら良いですか?」
というご相談をいただきます。

多くのご家庭が気にされているのは、
「前歯が少しガタガタしている」
「友達が矯正を始めたから、うちもそろそろ…」
というような、見た目の問題が中心です。

もちろん、歯並びはお子さまの健康や将来の印象に関わる大切なポイントですが、
実は**子どもの矯正治療で本当に重要なのは「あごの成長」や「かみ合わせのズレ」**です。


■「今すぐ治した方がいい」とは限らない?

「早く始めた方が抜歯せずに済む」
「小学生のうちに矯正しておけば、大人になってからは何もしなくていい」
という考え方は、よく耳にします。

ですが、すべてのお子さまにその考え方が当てはまるわけではありません。

たとえば、前歯のガタガタが気になる場合でも、
その原因が「歯の大きさ」と「骨の大きさ」のバランスにあることが多く、
子どものうちに無理に歯列を広げても、
あごの骨そのものが大きくなるわけではないため、
根本的な解決にはつながらない
ことがあります。

実際、子どもの矯正治療だけでガタガタが根本から改善できるのは2割程度とも言われています。


■一方で、早期に治療が必要なケースも

反対に、**「今だからこそ治すべき」**症例もあります。
それが、受け口(反対咬合)や交叉咬合といった、
かみ合わせにズレがある場合です。

これらは、放置するとあごの成長が不自然に誘導されてしまい、
将来的に**骨格的な問題(下あごの突出・顔面の左右非対称など)**へとつながる可能性が高まります。

特に受け口の治療で使われる「フェイスマスク(上顎前方牽引装置)」は、
効果を発揮する時期が限られており、9歳以降に始めても上あごが前に成長しにくく、
結果的に顔が面長に育ってしまうこともある
ため、注意が必要です。

そのため、
6〜7歳で相談 → 8歳までに治療終了というタイミングが理想とされています。


■「マウスピース矯正、試してみたい」という声も多数

このような背景の中で、最近当院に多く寄せられているのが、
「本格的な治療はまだだけど、装置に慣れさせておきたい」
「ガタガタが軽くても、マウスピース矯正を体験させてみたい」
というご相談です。

こうしたご希望にお応えして、
当院ではマウスピース型の矯正装置を33,000円(税込)でお試しいただけるプランをご用意しています。

この装置は、取り外しが可能なソフトタイプで、
毎日10時間(寝ている時間を含む)装着するだけ
お子さまにも無理なく取り入れやすい仕様です。

また、当院では生え変わりの経過観察は無料で行っているため、
マウスピースを使いながらでも半年に一度、矯正専門医によるチェックが受けられます。

「今は本格的な治療は不要だけど、将来に向けて一歩踏み出したい」
というご家庭にぴったりの制度です。


■最後に:迷ったら、一度ご相談ください

矯正治療は、お子さまの成長や将来の生活に大きく関わる大切な選択です。
だからこそ、「必要かどうか」を焦って判断するのではなく、
“今のお子さまにとって必要なこと”を専門医と一緒に考える時間がとても大切です。

当院では、初診相談(4,400円)を通じて、
お子さまの成長の状況や治療の必要性をしっかりお伝えし、
ご家庭にとって無理のない選択をご案内しています。

ガタガタがあっても「すぐに矯正すべき」わけではありませんし、
装置を使わなくても自然に改善する場合もあります。

一人ひとりに合ったタイミングと方法を、
ご家族と一緒に見つけていくのが、私たちの役割です。

気になることがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

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